東京クルーズで浅草からお台場へ。のんびり楽しむ東京観光

2020年8月22日

読み終わるまで約2分

観光地でおなじみの遊覧船には単なる便利な交通手段に止まらないおもしろさがあります。電車や車と比べ、目的地に至るまでには所要時間も料金も多くかかることもありますが、遊覧船を試してみませんか。

今回は浅草・お台場エリアを運航する東京クルーズで見られる景色と時刻表、料金、予約方法などをご紹介します。

東京クルーズとは

東京クルーズは隅田川や東京湾内を運航する遊覧船です。隅田川下流とお台場周辺に7つの停留所があり、好きな停留所から乗船することができます。船内では乗客が思い思いに時間を過ごしながら目的地をめざします。

浅草・お台場海浜公園間への所要時間は70分（目安）です。直通便と日の出桟橋での乗り換えが発生する便があります。

電車での移動と比べると、東京クルーズでの移動は時間も料金も倍以上かかります。早く、安く移動したい場合は電車を利用しましょう。

■東京クルーズと電車の比較（東京・お台場間を移動する場合の目安）

運航する船は10種類以上ありますが、中には漫画家の松本零士氏がデザインされた特別な船「エメラルダス」があります。エメラルダスは2019年8月に運航をスタートした新しい船で、宇宙船のような一風変わった外観が特徴です。

エメラルダスでは「銀河鉄道999」「クイーンエメラルダス」でおなじみのキャラクターである星野鉄郎、メーテル、エメラルダスたちによる船内放送を聞くことができます。

この投稿をInstagramで見る
Tokyo Cruise Ship_official(@tokyocruiseship)がシェアした投稿 – 2019年11月月13日午後4時36分PST

船内での飲食が可能なので休憩を兼ねて利用するのもよいでしょう。船内でもビールやワイン、カクテルなどのアルコールほか、ソフトドリンク、スナック、ジェラートなどを購入することができます。

また、一部の船（エメラルダス・ホタルナ・ヒミコ）を除き、飲食物の持ち込みが許されています。窓の外を流れていく浅草の景色を眺めながら、仲見世通りで買ってきた浅草土産を食べるのも良いかもしれません。

乗船すると窓はもちろん、屋上デッキから景色を眺めることができます。見慣れたランドマークからも普段とは異なる印象を受けるはずです。

浅草を出発してすぐに見られるのが「2本の東京スカイツリー」です。2本目の東京スカイツリーはアサヒビール本社ビルの金色の側面に映ります。

金色の世界に写しとられた空や東京スカイツリーは神々しく見えます。シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

一部の船では屋上デッキが開放され、屋上デッキからレインボーブリッジや東京タワーなどを眺めることができます。

自分と外界を遮る窓はなく、進む船に合わせて吹く強風で髪をなびかせることになります。

目の前に大きく広がる景色を眺めていると自分を包む世界がいつもよりも少し大きく感じられるかもしれません。

土曜日・日曜日・祝日は直通便のホタルナ・エメラルダスを除き、日の出桟橋での乗り換えが必要です。平日はホタルナを利用する場合のみ、お台場海浜公園に行くことができます。

当日の運航内容については変更となる可能性がありますので、詳しくは東京クルーズの公式Webサイトでご確認ください。
→東京クルーズのWebサイトを見る

■時刻表（浅草・お台場海浜公園間）