ケーブルカー・リフトを利用すれば簡単に登れる高尾山。「高尾山に登った後はどうしよう?」と、下山後に時間を持て余してしまったことはありませんか。
高尾山周辺のスポットとしてはトリックアート美術館がおすすめです。ケーブルカー・リフトの駅を降りてすぐの近さにあるのでアクセスも抜群!
今回はトリックアート美術館の楽しみ方をご紹介します。
目次
トリックアート美術館とは
高尾山の麓にあるトリックアート美術館には目の錯覚を利用したアート作品がたくさんあります。この美術館の特徴は見て、触って、写真を撮って、体験型で楽しめるところ。簡単なポーズをとるだけで自分もアートの一部になってしまうのがおもしろいです。
1996年にオープンしてから24年が経ちますが、補修はもちろん、毎年リニューアルを重ねているのであまり古さを感じません。丁寧な展示から館長・小阪弘さんのトリックアート愛が伝わってきます。
トリックアート美術館では各展示前にあるガイドに沿ってポーズすればトリックアートが完成します。どんなトリックが潜んでいるか、実際にポーズをとって検証してみてください。
トリックアート美術館の楽しみ方
トリックを体験する
作品名「恐怖のアラブの牢獄」では靴を脱いで部屋に入り、隅に立ちます。槍を持った兵士とライオンに挟まれたかたちになるでしょう。
被写体が部屋の隅に立ったら、部屋の入り口から被写体を撮影します。
撮った写真の向きを変えると、あたかも獲物(被写体)を狙うライオンと兵士から逃げているかのように映っているはずです。立つ場所によってはライオンに食べられる間際の人もいるかも・・・(笑)
服装にこだわる
トリックアート美術館へは動きやすく多少汚れてもかまわない服装で行くことをおすすめします。スカートよりズボン、白いTシャツより色付きのTシャツです。
トリックアートの出来を高めるにはスカートの裾や服が汚れる(かもしれない)ことを気にせず、片足を上げたり、寝転がったりと思い切り体を動かすことが重要です。
さらにおすすめの服装は双子コーデ(ペアルック)。展示作品の中には被写体2人を対照的に見せるトリックを使ったものがあります。似たような服装であればあるほど、後で写真を見た人があっと驚くような出来上がりになります。
写真をたくさん撮る
写真はできるだけたくさん撮るとよいでしょう。もちろん館内でポーズをとっているときも楽しいのですが、出来上がった写真を見ているときが特に楽しいです。
肉眼で見るよりも写真のほうが、2次元の絵と3次元の被写体との次元の違いがわかりにくくなるので、トリックアートのおもしろさをより深く理解できると思います。
トリックアート美術館の基本情報
営業時間・入場料・所在地
トリックアート美術館は事前予約はできません。当日、美術館の窓口で入場券を購入しましょう。公式Webサイトで入館料200円割引クーポン券が配布されているので事前に印刷しておくのがおすすめです。
高尾山登山とあわせてアクセスしやすい場所にあります。下山後に訪れる場合は、登山後の服や靴が土や泥で汚れていないか確認しましょう。あまりにも汚れているのであれば着替えてから入館するのがマナーです。
■トリックアート美術館の基本情報
営業時間 | 4月~11月:10:00~19:00(最終入場18:30) 12月~3月:10:00~18:00(最終入場17:30) 不定休 |
入場料 | 大人:1,330円 中高生:1,020円 小学生:720円 幼児(未就学児、4才以上):510円 |
所在地 | 193-0844 東京都八王子市高尾町1786 |
クーポン情報
入館料200円割引クーポン券が公式Webサイトで配布されています。印刷が必要なので事前に用意しておきましょう。
印刷ページを見る
トリックアートの作者は?
展示作品の多くは株式会社エス・デーの職人たちが手がけています。作品を生み出すだけでなく、全国に15箇所の美術館を展開しています(フランチャイズ含む)。
高尾山のトリックアート美術館にアクセスしづらい人はお住いの地域の近くにないか探してみてください。
みなさんもぜひトリックアートのおもしろさを体験しに行ってみてくださいね!