喫茶店のコーヒー(イメージ)
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浅草にある老舗の喫茶店で癒しのひとときを。おすすめの老舗喫茶店5選

浅草には老舗と呼ばれるお店が数多くあります。それは喫茶店においても例外ではありません。今回の記事では浅草にある老舗の喫茶店をご紹介します。

少し早起きしてモーニングメニューを味わうもよし、会社帰りに駆け込んでお腹を満たすもよし、休日にのんびり過ごすもよし。昔ながらのお味と居心地の良さを楽しんでみてはいかがでしょうか。


目次


喫茶アロマ

1964年(昭和39年)創業の「喫茶アロマ」はコの字型のカウンター席に常連客が集い、長い間愛されてきたお店です。焼き立てのトースト(¥110〜)と昔ながらのネルドリップコーヒー(¥350〜)をいただくことができます。

トーストに使う食パンは老舗のパン屋である「ペリカン」のもの。バター、ジャム、チーズ、ピーナツバター、ハム、オニオンの中から好きなトッピングを選んでいただきます。名物のオニオントースト(¥280)はオニオンとピクルスのさっぱりとしたお味です。

表面はさっくり、中はもっちりとした小ぶりの食パンは、何枚でも食べられそうな気がしてきます。リーズナブルな価格なので、気になるトッピングは全て試してしまいましょう。

コーヒーが苦手な方には濃厚な果物の甘みを味わえるフレッシュジュース(¥400)がおすすめです。

喫茶アロマの基本情報

店名喫茶アロマ
営業時間8:00~18:00
定休日木曜日、第2・4水曜日
所在地東京都台東区浅草1-24-5

※上記は通常時のものです。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日などが変更になる場合があります。

珈琲ハトヤ

1927年(昭和2年)創業の喫茶店「珈琲ハトヤ」は90年を超える年月愛されてきた昭和レトロ感漂うお店です。初めてでもどこか懐かしさを感じる店内です。

「ペリカン」のパンを使用した軽食が充実しており、トースト(¥250〜)、サンドイッチ(¥600)、ホットドッグ(¥450)などがあります。

珈琲ハトヤの名物のひとつはホットケーキ(¥600)です。注文の度に焼いてくれるので、出来立てで熱々のものをいただけます。シンプルなホットケーキですが、何もつけなくてもそのままで味わい深く、子どもの頃を思い出させてくれるような素朴で懐かしい味という印象です。

コーヒーも美味しいですが、ここでしか飲めないドリンクと言えば、甘くて温かいおしるこ風の飲み物「ゆであずき(¥500)」です。スイーツ代わりにいただくのも良いでしょう。

門構えにも店内にも年季が感じられます。非喫煙家にとって嬉しい全席禁煙です。

珈琲ハトヤの基本情報

店名珈琲ハトヤ
営業時間7:30〜17:00
定休日火曜日定休
所在地東京都台東区浅草1-23-8

※上記は通常時のものです。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日などが変更になる場合があります。

ローヤル珈琲店 本店

1962年(昭和37年)創業の「ローヤル珈琲店 本店」は木と赤色ベルベット、シャンデリアの内装で、日常的に味わえるロイヤルな重厚感が堪らないお店です。

お店の名前を冠した「ロワイヤル珈琲(¥580)」は丁寧に焙煎したコーヒーに老舗の「中沢乳業」の100%乳脂肪の生クリームが入った独特なもの。メニューの1番上に書いてあるほど、お店の一押しです。好みがわかれると思いますが、一度は試してみてもいいかもしれません。

特に人気が高い「鎌倉山チーズケーキ(¥400)」はしっかり焼き上げられたベイクドチーズケーキですが、口当たりが軽く、チーズ独特の重たさを感じません。小ぶりなサイズなので、ティータイムはもちろん、食後のデザートにもおすすめです。

その他、モーニングセット(8:00〜11:30、¥530〜)、ランチセット(12:00〜14:00、¥980〜)があり、使い勝手の良さも魅力です。

ローヤル珈琲店 本店の基本情報

店名ローヤル珈琲店 本店
営業時間8:00~20:00
定休日なし(年中無休)
所在地東京都台東区浅草1-39-7

※上記は通常時のものです。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日などが変更になる場合があります。

珈琲ロッジ赤石

1963年(昭和38年)創業の「珈琲ロッジ赤石」は店名の通り、ロッジ風の内装です。食事メニューが豊富なので、空腹の状態で行っても問題ありません。トースト、サンドウィッチのような軽食はもちろん、ピザやパスタ、定食・丼といった食事メニューが充実しています。お得なランチメニューがあるので、お昼ご飯を兼ねてゆっくりしに行くと良いでしょう。

クリームソーダ(¥650)とナポリタンスパゲッティー(¥800)を頼めば、これぞ喫茶店というイメージがテーブルの上に広がります。特別ではありませんが懐かしさがこみ上げてくるお味です。

朝4時まで営業しているので、終電を逃した後にしばらく落ち着く場所として利用することもできます。

珈琲ロッジ赤石の基本情報

店名珈琲ロッジ赤石
営業時間(火~土)9:00~翌4:00、(日・祝)9:00~翌1:00
定休日月曜日
所在地東京都台東区浅草3-8-4

※上記は通常時のものです。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日などが変更になる場合があります。

純喫茶マウンテン

1948年(昭和23年)創業の「純喫茶マウンテン」では所狭しとPOPが貼られた良くも悪くも雑多な印象の店内で和風の甘味やパフェ、軽食をいただくことができます。席の間隔が広く、ゆったり座れるのが良いです。

看板商品はクリームあんみつ(¥800)で、甘めのあんこにソフトクリームと黒蜜でコクが増す、昔ながらのお味です。お腹に余裕があるときにはホットケーキ(¥550)やチョコレートパフェ(¥750)なども良いかもしれません。

なお、店内にある階段を上がった2階には「お好み焼きマウンテン」があり、お好み焼き、もんじゃ鉄板焼きなどをいただくことができます。

1人でゆっくりくつろぎたいときには1階、友人たちとしっかりご飯を食べたいときには2階を選ぶなど、シーンに合わせて使い分けられる使い勝手の良さもマウンテンの魅力です。

純喫茶マウンテンの基本情報

店名純喫茶マウンテン
営業時間11:30~23:00※2階のお好み焼きマウンテンは11:30〜22:00
定休日なし(年中無休)
所在地東京都台東区浅草1-8-2

※上記は通常時のものです。新型コロナウイルスの影響で営業時間、定休日などが変更になる場合があります。

【閉店】アンヂェラス

1946年(昭和21年)に創業し、73年に渡り浅草にゆかりのある文化人・芸能人に愛された喫茶店「アンヂェラス」は惜しまれつつ2019年3月に閉店しました。閉店の理由としては建物の老朽化を挙げています。上品な甘さのケーキと水出しコーヒーが美味しい店で、筆者は特にアンヂェラスのホワイトが好きでした。

気になるお店はありましたか。浅草を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。